▪️黙示録14：9-11
9 ほかの第三の御使が彼らに続いてきて、大声で言った、「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、
10 神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み、聖なる御使たちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。
11 その苦しみの煙は世々限りなく立ちのぼり、そして、獣とその像とを拝む者、また、だれでもその名の刻印を受けている者は、昼も夜も休みが得られない。
今日ほど、この預言の重要性を学ぶことが必要とされて る時代はありませんでした。
獣の像が米国で造られているこの時において、これが何を意味しているのか、これとキリストがどんな関係なのか、よく考えて日々を過ごさなければ、私たちの命は風前の灯火となってしまいます。獣の刻印をうけた者の結果は永遠の滅びです。
では、キリストは何のために十字架にかかられたのでしょうか。
私たちの命を救うためです。では、旧約聖書は何のためにあるのでしょうか。そもそも聖書はなぜ今日まで生き残ったのでしょうか。なぜ、私たちは生きていますか。
私たちの将来はどうなっているのでしょうか。答えは全てキリストに行き着きます。ここではこれらの答えは書きませんが真理を求めてあちこち探る人は答えを自ら得られるでしょう。
聖書は確かに私たちに福音を伝えるため書かれたものですが、預言の書や黙示録は、重要です。
特に黙示録は、イエスが人類に対して下さったお手紙です。それは終わりの時に対する私たちの命を救うためです。
＊黙示録1：1-3
1 イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。
2 ヨハネは、神の言とイエス・キリストのあかしと、すなわち、自分が見たすべてのことをあかしした。
3 この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。
黙示は神から始まり、キリストに与えられました。さらにキリストが御使を遣わされ、ヨハネに伝えられたのです。なぜなら、時が近づいているから、つまり神が初めからご計画された、悪の裁きと人類歴史の終わりが近づいているからです。
この重大な時に、預言について知ろうとしないなら、本当に悲しいことです。
預言者一人EGホワイトは次のように記しています。
『聖なる天使たちが天の真中を飛んで宣言しているように表現されるほど重要な警告を神が人に送られるとき、神は理性に恵まれたすべての人にそのメッセージに耳を傾けることを要求される。獣とその像（黙示録14:9-11）を拝むことに対する恐るべき裁きは、すべての人を、獣の印とは何か、どうすればそれを受けないようにできるかを知るために、預言書を熱心に学ぶように導くはずである。しかし、大衆は真理を聞こうとせず、寓話に耳を傾けている。使徒パウロは、終わりの日を見据えてこう宣言した： 「人々が健全な教に耐えられなくなり・・・真理からは耳をそむけて、作り話の方にそれていく時が来るであろう。」。2テモテ4:3。その時は完全に来ている。なぜなら、聖書の真理は、罪深く世を愛する心の欲望を妨げるからである。』（DD.37）
150年も前にこの時代の預言がすでになされていました。ネットに英文でオープンにされている預言者の膨大な量の証しの中から、探し出しています。
『キリストの来臨、キリストが聖霊によってあぶらをそそがれること、キリストの死、異邦人に福音が伝えられることなどについて、その時期がはっきり示されていた。こうした預言をさとり、それがイエスの使命の中に成就されているのを認めることは、ユダヤ民族の特権であった。キリストは弟子たちに、預言の研究が重要であることを強調された。』
それで、西暦70年のエルサレムの滅びの時も、キリストの預言に注意を払っていたクリスチャンたちは無事にペレアの山地に逃れることができました。それを怠っていた他のクリスチャンは、エルサレムの城砦の中で悲惨な死に方をしました。さらにイエスを拒否したユダヤ人たちのその最期は見るも無惨な状況だったのです。これは、来るべき人類歴史の終わりの時の小さな成就でした。まもなくこれが地球規模で成就します。以前も書きましたが
目撃証人でもあるフラビウス・ヨセフスという歴史家の書いた「ユダヤ戦記」を読んだ時、これは、小さな成就であって、終わりの時には、全地球規模で成就するのか・・・・と空前絶後のキリストの預言の重さに驚いきました。
この本を読んだ方は少ないと思います。何十年も前、よく聖書を学んだ方に勧められ、寸暇を惜しんで読みました。忘れられないほどその描写は強烈で、神のみ手がなくなるということは、何と恐ろしい・・・と今でもその時の強い印象は忘れられません。ローマ兵はタガが外れたように残虐になり、将軍もコントロールができなくなったほどでした。神に反逆する者、サタンの虜とされた者は、その覚悟が必要だと思います。そうでなければ、なぜに、神のみ子が苦しみの果てに、血を流されたのでしょうか！！ 私のため、あなたのためではなかったでしょうか？ それを踏みにじった人々はぶどうの絞り場の葡萄のように白馬に乗った騎手に神の怒りの葡萄の酒ぶねで踏み躙られ、潰された葡萄のようになることになっているのです（黙示録19：14-15）。
『私はそのとき、第三の天使を見た［黙示録14:9-11］。私のお供の天使は言った、「恐るべきは彼の仕事。彼の使命は恐ろしい。彼は、麦を毒麦から選び出し、麦を天の倉に納めるために封印する、すなわち縛る天使なのだ。これらのことは、全心、全注意に注がれるべきである。』初代文集118（1854）
この初代文集の経験は、彼女が幻を与えられた時の一つの証です。様々な務めをする天使がいて、容赦なく神のご命令に従います。これも終わりの時の神のご計画です。
『私たちは歴史の中で預言の成就を見、偉大な改革運動における摂理の働きを研究し、大論争の最終的な対立のために諸国民が集結する際の出来事の進展を理解するのである。』（Testimonies for the Church 8:307 (1904).
天でルシファーが反逆をして以来、善と悪の天での戦いは地上に移り、ハルマゲドン、千年期の終わりにまた天に戻ります。そして、最終的に悪の根源であったルシファーとその仲間、そして神に反逆してきた人々（獣の印を受けた人々）の永遠の滅びの時に、この善と悪の大争闘の歴史は最終的な終わりを告げます。それは神が宇宙万物に証するために、6000年、そして千年期を通して、悪人たちにも神の正当性が明らかにされるためでありました。人類はそれに巻き込まれましたが、愛の神は人類にも神に忠節な民がいることを証明されました。神の律法は正しくて、愛の神の統治はサタンが言うような過酷なもので決してありません。（千年期の終わりに、悪人たちは復活します。）
「この時代に関連する預言を理解していない人が大勢いるので、彼らを啓蒙しなければならない。ラッパの音を響かせることは、見張り人と平信徒の両方の義務である。Evangelism, 194, 195 (1875).」
＊イザヤ8：20
ただ教とあかしとに求めよ。まことに彼らはこの言葉によって語るが、そこには夜明けがない。
英文では、あかしのところは、律法と言う語になっています。
『「学識者の意見、科学の推論、教会会議の定めた信条や決議、大衆の声、こ
れらのうちの一つであれ全部であれ、それをもって信仰上の事柄に関する賛
否の根拠と見なしてはならない。どんな教理や戒めでも、それを受け入れる
前に、『主はこう言われる』という明白な事実をその裏づけとして要求すべ
きである」（『各時代の大争闘』下、360 頁）。』・・・これが教えとあかしの意味です。
これらの聖句は終わりの時の「残りの子ら」あるいは「残りの民」と呼ばれる人々の証拠となる聖句です。
＊黙示録12：17
龍は、女に対して怒りを発し、女の残りの子ら、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを持っている者たちに対して、戦いをいどむために、出て行った。
＊黙示録19：10
そこで、わたしは彼の足もとにひれ伏して、彼を拝そうとした。すると、彼は言った、「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたと同じ僕仲間であり、またイエスのあかしびとであるあなたの兄弟たちと同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい。イエスのあかしは、すなわち預言の霊である
神の戒めを守り（特に第四条の安息日）、イエスの証、すなわち預言の霊を持っている者たちが、終わりの時の、「残りの民」です。
イエスのあかしである預言の霊を持っている者たちは、預言に従います。特に終わりの時預言者の言葉が重要となります。預言者の言葉は神から出ているからです。預言の霊は神の賜物です。
預言を学ぶと厳粛な気持ちになります。私たちは品性を改革しなければ生き残れないということは何度も書いていますが預言を学ぶと日々の問題が小さなことに思えるようになります。預言を学ぶとイエスがどんなにすごいことを私たちのために行なって下さったのかを悟り、心が低くされます。祈りも真剣になります。心は清められ、み言葉を読む時、聖霊が注がれます。このような体験を通して、前進していくのではと考えるようになりました。昨日聖書研究のところで、「聖霊」を追加しました。これを作成しながら、この聖霊なる神のことを書いてよかった！！と本当に思いました。キリストの約束された聖霊は本当に身近なお方です。聖霊の学びは必ず必要です。それを読むと聖霊が本当に宿られます。主を褒め称えます！！
アーメン！！
アクセスありがとうございます。
祝福をお祈りします
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