ハルマゲドンの戦いとは何でしょうか?
ハルマゲドンという言葉は黙示録16:16に出ています。
⚫️ハルマゲドン
▪️黙示録16:16
「三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。」
第六の鉢が大ユーフラテスに傾けられた時に始まります。
実はハルマゲドンの戦いはこれで終わるのではありません。前回も少し触れましたが、
これは千年期の終わりまで続いているものです。
「ハルマゲドンは、キリストとその天使たち、サタンとその天使たち、つまり善と悪、真理と欺瞞の間で行われる、時代の大きな戦いのクライマックスである。ハルマゲドンの第一段階は、神の再臨で救われる直前の、戒めを守る神の民に対する竜、獣、偽預言者による攻撃であると示唆することもできる(ステップ#22「レムナント」参照)。ハルマゲドンの頂点に達する段階は、千年期の終わりに、サタンが聖都の住民に対して勢力を結集するときである。」(JTL27、13)
ハルマゲドンは、核による第三世界大戦のことではありません。あれはキリストの言われた預言、「戦争と戦争の噂」(マタイ24:6、ルカ21:9)の一つです。まだ獣の印も押されていないので今ある戦争は早すぎます。
しかしながら、核の恐怖は否めません。第三世界大戦についてもまだわかりません。
トランプ大統領は努力するとは言っているようですが、小さな悩みの時はあるのです。
第一、第二世界大戦について思い起こして下さい。長崎、広島に原爆は落ちました。
ですから、気をつける以外にないと思います。それに核は都会に落ちるようになっていますので、田舎に住んでいるならば比較的安全かもしれませんが、それでも風によって核が飛散するかもしれません。
私の米国筋によりますと、やはり核に対する準備は怠らないように注意を呼びかけています。長崎と広島の原爆について思い起こすべきです。
マタイとルカのキリストの預言の通り、そろそろ都会から出る時が近づいたのかもしれません。真剣に今、田舎に住むことを考える時でしょう。
⚫️次にゴグとマゴグについてです。
『ゴグとマゴグという名は、イスラエルの敵に関連しており、彼らは追放後に神の民とエルサレムを攻撃することになっていた。人々の反応のために、イスラエルに関する旧約聖書のいくつかの預言は成就しなかった(エレミヤ18:7-10参照)。これらの預言は、霊的なイスラエル、つまりイエスへの信仰のゆえに神の戒めを守る人々において成就する。エゼキエルが語った強大な敵連合は、神がサタンとその呪われた軍勢を、大争闘の最後の戦いのために、神の民と神の愛する都に対して立ち上がらせるときに、その成就を見るだろう。」同上
『そして、キリストがぶどうの木であり、その子供たちが枝であるように、サタンが「根」であり、その子供たちが「枝」であり、「ゴグとマゴグ」の最終的な滅亡の時には、邪悪な軍勢全体が「根も枝も」焼き尽くされ、存在しなくなることを私は見た。そして、新しい天と新しい地が現れる。その時、聖徒たちは 「家を建て」、「ぶどう畑を植える」。私が見たところでは、すべての正しい死者は、神の子の声によって、最初の復活でよみがえった。』(WLF12.1)
キリストが「ぶどうの木」、私たちが「枝」ということに対して、サタンも同様に、サタンが「木」、その邪悪な子たちが「枝」です。ゴグとマゴグは邪悪で強大な敵の軍勢全体のことを意味していたんですね。ですから千年期の終わりに全ての悪人が復活させられ、最終的な永遠の滅びが与えられます(黙示録20:6)。獣の刻印を受けた人々の最終がこれです。
これが滅びることなくしては、宇宙は安全ではありません。しかし、彼らの敗北は決まっています。その後彼らによって汚された地球は火によって清められますが、神の民は新エルサレムの中にいて無事です。それから地球は再生され、エデンが回復し、そこに私たちは永遠に住むことになります。
▪️エレミヤ18:7-10
7 ある時には、わたしが民または国を抜く、破る、滅ぼすということがあるが、
8 もしわたしの言った国がその悪を離れるならば、わたしはこれに災を下そうとしたことを思いかえす。
9 またある時には、わたしが民または国を建てる、植えるということがあるが、
10 もしその国がわたしの目に悪と見えることを行い、わたしの声に聞き従わないなら、わたしはこれに幸を与えようとしたことを思いかえす。
この聖句は神の憐れみを表しています。心を翻して悪から離れることは大変重要です。隠れた罪を行なっている人は、祈りと共に告白、心からの悔い改めを願い、神との和解を願って下さい。悔い改めも聖霊の働きによるものですので、「悔い改めの霊」を送って下さいと願わなければなりません。悪から離れる決意は自分の選択です。この決意も必ず必要です。
⚫️エゼキエル戦争
エゼキエル戦争という言葉を聞きますが、エゼキエル38章ー39章を読むとそれは黙示録と対比を成しています。黙示録を読めばわかることですが、エゼキエル戦争を第三世界大戦と言ってサタンが人々を恐怖に陥れているようです。そのようなどこから、出どころのわからない説を信じないように注意する必要があります。
エゼキエル書と黙示録を比較して読めばヨハネがエゼキエル書の言葉を使っていることがわかります。38章と39章はゴグに対する預言となっています。
*エゼキエル38:8 -9
8 多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。
9 あなたはそのすべての軍隊および多くの民を率いて上り、暴風のように進み、雲のように地をおおう。
8節で、安らかに住んでいるのは、新エルサレムに住んでいる神の民のこと。
9節で、ゴグとマゴグの軍隊は新エルサレムに向けて倒そうとしている様子ですね。
*18節
しかし主なる神は言われる、その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。
これは新エルサレムに悪の連合体が攻めようと立ち上がった時の神が怒りが現れることに対比しています。以下の黙示録をお読み下さい。
*黙示録20:8-9
8 そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを惑わし、彼らを戦いのために召集する。その数は、海の砂のように多い。
9 彼らは地上の広い所に上ってきて、聖徒たちの陣営と愛されていた都とを包囲した。すると、天から火が下ってきて、彼らを焼き尽した。
これを書いている時、エゼキエル書と黙示録の引照聖句をそれぞれ調べてみると相対している引照聖句がありません。えっ? しかしこのことを裏付ける神学者のコメントを見つけました。
これも全て、聖霊のお導きです!!主を褒め称えます!!
預言に集中するようになって、このようなことが多くあります。
*エゼキエル39:17ー20
17 主なる神はこう言われる、人の子よ、諸種の鳥と野の獣とに言え、みな集まってこい。わたしがおまえたちのために供えた犠牲、すなわちイスラエルの山々の上にある、大いなる犠牲に、四方から集まり、その肉を食い、その血を飲め。
18 おまえたちは勇士の肉を食い、地の君たちの血を飲め。雄羊、小羊、雄やぎ、雄牛などすべてバシャンの肥えた獣を食え。
19 わたしがおまえたちのために供えた犠牲は、飽きるまでその脂肪を食べ、酔うまで血を飲め。
20 おまえたちはわが食卓について馬と、騎手と、勇士と、もろもろの戦士とを飽きるほど食べると、主なる神は言われる。
*黙示録19:17-18
17 また見ていると、ひとりの御使が太陽の中に立っていた。彼は、中空を飛んでいるすべての鳥にむかって、大声で叫んだ、「さあ、神の大宴会に集まってこい。
18 そして、王たちの肉、将軍の肉、勇者の肉、馬の肉、馬に乗っている者の肉、また、すべての自由人と奴隷との肉、小さき者と大いなる者との肉をくらえ」。
大体、以上だと思います。聖霊のお導きに感謝します。
アーメン!!
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