キリストの再臨運動に対する神の目的(1)
- hosanaministry
- 3月11日
- 読了時間: 7分
更新日:3月12日

これまで米国で起こっている事柄を追跡して、現代の真理、預言の成就を調べてきました。しかしながら、忘れてならない原点があります。それは神が人間を創造された目的とキリストの受肉の目的です。部分的にはほとんどの方が理解されていると思いますが、今一度、サンライズさんのよくまとめられた資料から考察したいと思います。この原点を理解しておくなら、終わりの時、欺瞞から守られるのでは、と思います。しかし、それだけではありません。自分の救いのためではない。自分の命など、キリストにあってはないも同然。
神とみ子のご計画の奥深さ、お二人の人間に対する愛と私たちを必要としておられることを今一度、思い出していただきたい。
(これを読み終わった時、私は感動を覚えました。‼️)
すべてを網羅することはできないかもしれませんが、前半と、後半に分けて掲載させてください。
私たちはなぜ再臨運動に参加しているのか知的な理由を挙げることができるでしょうか。
I. 人間が創造された目的
なぜ神が人を創造されたのかという質問に対して、多くの人は、出エジプト記25:8「また、彼らにわたしのために聖所を造らせなさい。わたしが彼らのうちに住むためである」を挙げられるでしょう。これはその通りです。しかし、
もっと深い理由があります。
神が人を創造された目的は、神の永遠の目的と同じです。ではそれは何でしょうか。
人間は、ルシファーが天から追放された直後に創造されました(生き残る人々30、31)。人間は、①サタンの主張を打ち破り、②神の政府、み名の擁護のための武器として造られたのです。
え〜😱そうだったんですね。神の政府、すなわち神のみ名の擁護のための武器として造られた!!神のみ名とは、神の政府と同等、神のみ名は神の政府を表すということでしょうか。例えば、日本という名前は日本国の名前です。エホバというお名前は神のみ国の名前です。ですから、神のみ名を擁護するということは神の政府、神のみ国の民の責任、(という理解でよろしいでしょうか、)と理解したい。
大争闘が天で始まり、その戦いの内容はどういうことだったのでしょうか。振り返ってみます。
サタンの主張:
1 神の律法は不完全であるから、変更の必要がある。被造物の幸福と自由のためではない。ゆえに神の律法は不要である。
2 律法を守ることは不可能である。(あけぼの上、85、希望上9)、「自己否定は神にとって不可能であり、故に、それは人類家族にとって重要ではない」(7BC974)。
3 義とあわれみは両立しない。
「大争闘は、最初から神の律法に関して戦われたのである。サタンは、神は不正で、神の律法は不完全であるから、宇宙の幸福のためにそれを変更することが必要であることを証明しようとしてきた。彼は、律法を攻撃してその創始者の権威をくつがえそうとしていた。この争闘において、神の律法が不完全なもので、変更が必要であるか、それとも、完全で不変の ものであるかが示されるのであった。」(大争闘、5章)
①サタンが神の律法を攻撃するのは、
②創始者の権威をくつがえすのが目的であった。
「彼(サタン)は・・・創造主はすべての者に自己犠牲を強制しながらご自分は克己も犠牲もしておられないと主張してきた」(大争闘下240)。
「サタンは、あわれみが義を滅ぼし、キリストの死が天父の律法を廃止したと宣言した」(希望下289)。
*コロサイ1:16「・・・いっさいのものは、御子によって造られ、御子のために造られたのである。」
サタンはキリストに嫉妬し、憎み、殺そうとしたのです。
このあたりは、「人類のあけぼの」や「大争闘」を読まれれば、詳しく書かれています。
人間は何のために造られたのでしょうか。
神はご自分の擁護のために人間を造られたのです。(確かに、私の記憶では、教会時代、一度もこのような言葉はきいたことがありませんでした。)
最初からの目的を意味する聖句:(何度も読んでいるはずであるのに、意味を解せなかった人は多いのでは?)
*イザヤ43:7 「わたしは彼らをわが栄光のために創造し、これを造り、これを仕立てた」
*エペソ1:12 「早くからキリストに望みをおいているわたしたちが、神の栄光をほめたたえる者となるためである。」
この聖句では(RSV英文聖書)、「私たちは、もともとキリストに希望を置いた者であり、神の栄光をたたえるために生きるよう定められ、任命されているのです。」
「神ご自身の栄光のために人を造られたのである」(ST5-29、1901)
「我々は必要とされたから存在するようになったのである。もし我々が誤った側に、敵の側につくならば、我々の創造主の計画にそわないことになる」(ST4-22,1903)
[@この意味をよく瞑想しなければならないのではないでしょうか。神に必要とされているとは・・この罪にまみれて、死んだも同然の魂が。神の栄光の器とならなければ、命をいただいた意味がない・・・・節制のない私をお許しください😭🙏。]
教会は確かに、神のご計画を成し遂げるための人間の集まりでした。
*エペソ3:10-11
10 それは今、天上にあるもろもろの支配や権威が、教会をとおして、神の多種多様な知恵を知るに至るためであって、
11 わたしたちの主キリスト・イエスにあって実現された神の永遠の目的にそうものである。
パウロはこのように述べて、①全宇宙に、②教会を通して、③神の多種多様な知恵ー品性を表すことが④永遠の目的であった、
つまり、人々の存在は神にとって欠くことのできないものなのです。「我々にかたどって人を造り・・・」これはサタンの挑戦に答えることでした。人は神の武器として造られました。人間は、神の敵を滅ぼす計画にあずかり、全宇宙に神の政府を擁護するのです。
「神は人間をすぐれた存在者として造られた。人間だけが神のかたちに造られた。神の性質にあずかり得るものとしてまた、創造主と協力して、神のご計画を実行し得るものとして造られた」(RH12-11、1902)
「人間は神の創造の傑作で、神のかたちに造られ、神の写しになるように計画された」(RH11-25、1895)。
「この惑星を加えることによって、神は創造の働きを完成なさった」(Bible Echo1-1、1888)。
しかしながら、旧約時代は失敗しました。共同体、教会としてのイスラエルは失敗しました。しかし、神は6千年のご計画は変えられませんでした。遂行されるのです。
II. キリストは受肉と死によって神の律法、ご品性を擁護された。
*ローマ5:10 「もし、わたしたちが敵であった時でさえ、御子の死によって神との和解を受けたとすれば、和解を受けている今は、なおさら、彼のいのちによって救われるであろう。」
*イザヤ42:21「主はおのれの義のために、その教を大いなるものとし、かつ光栄あるものとすることを喜ばれた。」
*マタイ5:17「わたしが律法や預言者を廃するためにきた、と思ってはならない。廃するためではなく、成就するためにきたのである。」
これらの聖句はすでにお馴染みの聖句です。キリストが来られたのは、「人間の罪の刑罰を負われた事実そのものが、すべての造られたものに対して
①律法は普遍であること、
②神は正しく、憐れみ深く、
③自己を否定する方であること、
④神の政府の統治には、無限の公平とあわれみが結合していることを大いに証明して、あまりあるのである」。(詩篇85:10、89:14参照)。彼の死は、父と御子が十分な愛を持ち、
⑤自己否定と犠牲の精神を表されるかどうかという疑問に答えられた。
⑥「イエスの一生は、われわれもまた神の律法に従うことができることを証明している。」(希望上9)。
終わりの時にサタンは、「神の戒めを守る」者に向かって最後の戦いを挑んできます(黙示録12:17)。終わりの時には、神は「あらゆる国民、部族、国語、民族」から「神の戒めを守り、イエスの信仰を守る」聖徒たちをお持ちになっています。
「したがって、天の住民と、すべての世界の前に、神の統治は正しく、神の律法は完全であることを示す(デモンストレーション)必要があった」(あけぼの上14)。
贖いの計画には
①人類の救済、
②全宇宙に対する神のご品性の擁護が含まれている(あけぼの上61、大争闘下241)
天はアドベンチストに期待し、待っています!
「全天は、神の律法(品性)は聖にして、正しく、良いものであることを擁護するのを聞こうと待っている。この働きをする者はどこにいるのであろうか。神は、ご自分の民が、神のご計画と律法にさらに深い洞察を得るように召しておられる」(RH14-16、1901)。
最後の時代には十四万四千人がキリストの美しい調和のある品性を表すのです。一人一人はそのグループに入ります。(教会単位ではありません。個人です。)144000という数字は象徴的なものです。
史上はじめて、民として完全な品性に到達するグループです。「魂の中に神の恵みの働きが完成され、聖霊によって神のみ像が品性に完成される」(TM506)グループです。この初穂と呼ばれるグループが産出されると大収穫がなされます。彼らの品性は成熟を体験します。天に仲保者なしで生きるのです。生きていて主を迎えるグループです。
(2)へ続きます。
アーメン!!
アクセスありがとうございます。
祝福と憐れみをお祈りします。
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