前回は、米国が白頭の鷲を国鳥とした意味を知ることができました。
それは、米国があたらしいローマになったことを意味しました。
今回は、預言から掘り下げたいと思います。
その前に鷲についてもう少し知るべきことがありました。それは神話的内容ですが、人々は神話を作りそれを利用し権力や礼拝に用いるということではないでしょうか。まだ科学もそれほど発達していない時代の話です。
フェニックスの原型は鷲と言われています。フェニックスは太陽崇拝と関連していました。
『不死鳥の起源は、ヘロドトスや後の19世紀の学者たちによって古代エジプトにあるとされてきたが、他の学者たちは、エジプトのテキストは次のようなものだったのではないかと考えている。
古典的な民間伝承の影響を受けている。時が経つにつれ、不死鳥のモチーフは広まり、ヘロドトス、ルカン、長老プリニウス、ローマ教皇クレメンス1世など、神話上の生き物をグループ化した様々な新しい関連性を獲得した、ヘロドトス、ルカン、プリニウス1世、ローマ教皇クレメンス1世、ギリシャ神話、エジプト神話ラクタンティウス、オヴィド、セビリアのイシドールなどが、不死鳥のモチーフを語り継ぎ、伝えることに貢献した。やがて、その起源を越えて、神話、フェニキア神話、ペルシャ神話へと広がっていく。
不死鳥は、「一般的な再生、太陽、時間、ローマ帝国、半神半生、聖別、復活、天上の国での生活、古代ギリシャ、古代エジプト、古代ペルシャの楽園、キリスト、マリア、処女性、例外的な人間、キリスト教的生活のある側面を象徴している」と主張する学者もいる。』
様々な神話に関係しています。太陽崇拝、ローマとマリア崇拝、太陽崇拝、偶像礼拝に関係しています。ですから、太陽崇拝の関連した12月24日に国鳥とする法案にサインしたということもうなづけるのではないでしょうか。
前回、イーロン・マスクのXTwitterのコメントやビジネスインサイダーの記事もご紹介したとおり、米国は新しいローマとなりました。ローマの真の後継者となったわけです。
ダニエル7章には、四つの獣が登場します。黙示録13章には二つの獣です。
左がダニエル7章の獣、右は黙示録13章の海から上ってきた獣です。
ダニエルの獣の角についての聖句は以下の通りですが、一つの小さな角には、人の目のような目があり、大きなことを語る口がありました。
*ダニエル7:7
「その後わたしが夜の幻のうちに見た第四の獣は、恐ろしい、ものすごい、非常に強いもので、大きな鉄の歯があり、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。これは、その前に出たすべての獣と違って、十の角を持っていた。」
*ダニエル7:8
「わたしが、その角を注意して見ていると、その中に、また一つの小さい角が出てきたが、この小さい角のために、さきの角のうち三つがその根から抜け落ちた。見よ、この小さい角には、人の目のような目があり、また大きな事を語る口があった。」
*ダニエル7:24-25
「十の角はこの国から起る十人の王である。その後にまたひとりの王が起る。彼は先の者と異なり、かつ、その三人の王を倒す。
彼は、いと高き者に敵して言葉を出し、かつ、いと高き者の聖徒を悩ます。彼はまた時と律法とを変えようと望む。聖徒はひと時と、ふた時と、半時の間、彼の手にわたされる。」
バチカンについて。
「世界には、ニューヨーク市のセントラル パークよりも小さく、人口が一般的な高校のクラスよりも少ない国があります。陸地面積で見ると、バチカン市国は世界最小の国です。テヴェレ川の西岸に位置するバチカン市国の 2 マイルの国境は、イタリアに囲まれています。1377 年以来、カトリック教会の教皇の公式所在地であるバチカン市国は、1929 年のラテラノ条約まで独立国家として宣言されませんでした。」
この小さな市が独立国家となったのは龍のパワーによるものです。バチカンは上記の小さな角です。
右側の複合的獣は、
*黙示録13:1-2
「わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。
・・・この獣はひょうに似ており、その足はくまの足のようで、その口はししの口のようであった。龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた。」
これは教皇ローマを表します。獣は政治的勢力をあらわしますが、この海の獣
の描写は、顕著な特徴として宗教を持つ政治的な勢力を示しています。海は人
口の多いヨーロッパ地域を象徴しており、海の獣はこの海から出て来て、ローマ
帝国滅亡後に権力の座に就きます(黙17:15参照)。この獣は異教ローマと関係がありますが、ローマ帝国から生じた教皇制を示しています。
ヒョウに似て、足はくま、口は獅子、そして、龍がこの獣に権力を与えました。
この獣はダニエル7章の獣ですが、ライオンを見て下さい。鷲の翼がついています。
獅子はバビロンです。現代のバビロンは誰でしょうか? そうです。
米国とローマ・カトリックです。プロテスタントアメリカは新しいローマの特徴を備えました。鷲を国鳥とし、教皇がプロテスタントアメリカと象徴的ローマ帝国の仲介をし、彼らの側に引き入れてしまいました。
(*注:この牧師のビデオを見ていると、「ポプリ」という言葉が出てきます。これは、[Popery]という単語ですが、ローマカトリックの制度や儀式に対する侮辱的言葉だそうです。私の主人からは聞いたことがありませんでした。)
「上記画像の英文訳:バイデンは白頭鷲を公式に米国の国鳥とする法案にサインした。(ワシントンタイムズ)240年以上もの間、米国の力と強さの象徴であったハクトウワシは、火曜日に待望の栄誉を獲得した。正式に米国の国鳥となったのだ。ハクトウワシは、デザインが決定された1782年以来、公文書に使用される米国の国璽(こくじ)に描かれている。」
「もう一つのワシントンタイムズの記事の訳:USA.gov によると、同年、議会はハクトウワシを国の紋章に指定し、そのイメージは文書や大統領旗から軍の記章や米国の紙幣に至るまで、さまざまな場所に登場している。しかし、多くの人が国鳥だと単純に考えていたように、ハクトウワシが正式に国鳥に指定されたことはなかった。」
この米国の軍旗は、神の民を迫害する時に使われます。いずれ売ることも買うこともできなくなります。確実に近い将来起こる出来事です。
いよいよ、山へ逃げる時が来たのです。これが最後の警告となるかもしれません。米国大統領の就任式は来月20日に迫りました。日曜休業令が可決されれば、これは本当に最終の呼びかけとなるかもしれません。それはちょうど飛行機の登場のラストコールみたいなものです。
『初期の弟子たちのように、私たちが荒涼とした孤独な場所に避難所を求めざるを得なくなる時は、そう遠くない。ローマ軍によるエルサレム包囲が、ユダのキリスト教徒にとって逃亡の合図であったように、ローマ教皇の安息日を強制する勅令におけるわが国側の権力の掌握は、私たちへの警告となるだろう。その時、大きな都市を離れ、小さな都市から山間の人里離れた場所に隠棲する準備をする時が来るだろう。そして今、ここに高価な住居を求めるのではなく、より良い国、さらには天国のような国へと移住する準備をすべきなのだ。{5T 464.3}』
何度も書いていますが、ユダヤ人のエルサレム包囲は二度ありました。
一度目はガルス将軍、西暦66年、崩壊から約3年半前でした。逃亡の合図をクリスチャンたちは見逃しませんでした。
二度目はティツス将軍、西暦70年、キリストの預言に注意を払わなかった民は、滅びでしまいました。
*マタイ24:15-16
15 預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、聖なる場所に立つのを見たならば(読者よ、悟れ)、
16 そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。
サバイバルのための五つのポイント:
神に全的献身すること。
田舎に移住すること。
水と食べ物の確保をすること。
伝道をすること。
他の人を助ける。
時が短くなっています。決意をされますように心よりお祈り申し上げます。
アーメン!!
アクセスありがとうございます。
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